Open source E-Commerce system
WooCommerce は、オープンソース型のCMSツールとして有名な WordPress 用の e-コマース プラットフォームです。
WooCommerce は、世界中の開発者コミュニティの貢献とともに、Woo によって構築およびサポートされています。
このプラグインにより、通常の Web サイトをオンライン ストアにすることができます。
ショップオーナーは、WordPress の管理画面よりオンラインストアに掲載する商品や、顧客、注文情報を簡単に管理できるようになります。
利用者は、公式の WordPress プラグイン ディレクトリから WooCommerce プラグインを無料でダウンロードできます。
プログラミングやコーディングの専門家で無くてもショップ運営ができるため、多くの企業が WooCommerce を使用しています。
このプラットフォームは、2011 年に WooThemes という会社によって立ち上げられ、その後 2015 年に WordPress の親会社である Automattic に買収されました。
WordPress と WooCommerce が統合され現在にいたります。
WooCommerce は、インターネットの 43%以上を支えるプラットフォームである WordPress 用の電子商取引プラグインです。
WordPress用に構築されているため、ECサイトに必要な商品等の情報を、元々のコンテンツ管理システムで行う事が出来ます。
商品をカテゴリに分類し、在庫管理が可能であり、サイズ、色などの特定の属性を追加することも可能です。
<良い点>
- 元々ブログツールである WordPress がベースであるため、ブログとの連携が簡単。
- 有料・無料で公開されているテンプレートも多く、デザイン自由度が高い。
- 決済機能を含むプラグインにより、機能拡張も容易。
<気になる点>
- 元々がブログツールの WordPress ですので、WordPressの知識(作法)が必要。
- WooCommerce プラグインによりショップの形にはなるが、商品の選択方法や会員登録内容などについては、カスタマイズが必須。
- 安易に無料のテーマなどを入れることによるセキュリティリスクには注意が必要。